【追い風雪パ】2023PJCS使用構築-

はじめまして。しんしんと申します。
この度、PJCS2023でBブロック13位タイとなり、日本代表の権利を獲得しました。
その記念と、これまで環境の最前線を引っ張ってくださった
先輩方にならってポケモン界隈に貢献できればと思い、初めての構築記事を執筆します。至らない点もあるかもしれませんが、最後までご覧になってくださると幸いです。
 
 
 
 
 

構築製作の経緯

1:パーティに求めている要素の言語化をする。
私は「自分に合う構築かどうか」を非常に重要視します。
それは下記の2つが主な理由です。
私がダブルバトルをSVから始めた経験値が低いプレイヤーであること(※剣盾ではシングル勢。4-7世代は動画視聴のみ)
ランクマッチで最終1位を達成したパーティを使っても必ず勝てるとは限らない。
 
これをご覧の方にも、最終順位1桁の構築をレンタルしたときよりも、自分の使い慣れたパーティのほうが勝率が良いということがあるのではないでしょうか?
 
 
そこで、少ないなりに過去の私を整理してみました。
 
12月→砂寿司(レート約1800。順位は2000位くらい)
1月→カラスサフゴ偽装、鉢巻ドラパ×スカーフサフゴ(レート約1850。順位は520位くらい)
2月→カミツツミカイナドクガカイリューバレル(レート約1956。順位は130位くらい)
 
このようになっていました。ここで共通しているのは
 
・素早さ操作を必要としている
・全体技を多く採用している
・強いポケモンを使いつつ持ち物と技で差別化する
 
この3点が挙げられます。
 
・素早さ操作に伴う安定性の向上
私が思う「安定性」において、素早さと全体技は非常に重要です。
 
ポケモンというゲームは4匹相手を倒せば勝ちなので、
極論をいえばすべてのポケモンが相手より素早く1撃で倒せる場合
確定で勝てます。そこには急所負けも最長眠りも怯みのリスクもありません。
ポケモンにおける安定というと高耐久であったり行動保証が挙げられがちですが
前者には急所のリスクがあり、後者は2匹同時に攻撃すれば無効化可能。
こんな試合は存在しませんが、ただ、私が思う「安定」と世間一般の「安定」にはズレがあるな、と認識していました。
実際3回の予選及び本戦の約200戦において「相手の岩なだれの怯み」が負けに直結したのは片手で数えられる程度なので、
試合数が多い予選においてはあながち間違いでもないと、今でも思っています。
 
 
・全体技による守るの読みあいの放棄
全体技の優位性については、守るの読み合いが非常にリスキーであるからです。シングルバトルであれば守るを決められてもせいぜい食べ残しの回復を許す程度ですが、ダブルバトルの場合それがポケモンの残数に直結します。2匹いるので、1匹に向けた攻撃を守られると、もう1匹にやられてしまうからです。
全体技を多く採用することで相手の守るやテラスタルに依存しない立ち回りができました。
 
 
・強いポケモンにメタを仕込む
シーズン3で飛躍的にレートが向上したのは、この部分が大きいと思っています。
私は対合体寿司が本当に苦手なのですが、このシーズンは強いポケモンがそのままヘイラッシャ対策になるという、最高の環境でした。
しかし同じ技、ポケモンでは経験値の低い私は勝ちきれません。そこで比較的マイナーな持ち物(スカーフテツノドクガ&弱点保険カイリュー)を採用し、相手の試合プランを崩していくことを選択しました。
【強い軸があれば、多少細部がピーキーになっても構わない】と思いますし【王道から外れた技や持ち物の採用=1番パワーが出るアーキタイプでなくとも活躍が見込める、相当なパワーがあるポケモンでないとならない】と考えています。
 
 

レギュレーションCの環境考察と構築経緯

まず初めに考えていたのは、強いポケモンです。
最初におもいついたのはカイリューディンルーの組み合わせでした。
地震無効、特殊耐性アップ、高火力かつ補助技妨害もでき、
そんなカイリューディンルーに強いポケモンとしてノオーツツミを選択しました。ここでカイリュー&ディンルーにいかなかったのは、私がトップメタを扱えたとしても、構築力の差で絶対かなわないと判断したからです。
また、もう1つ理由があり、使用率No,1は常にハバタクカミから両方弱点をつかれるのはいかがなものか?というところです。構築の軸になるポケモンがテラスタルありき、という点に懐疑的でした。(似たような例ではコノヨザルについても同じで、強さは重々理解できますが使いたいと思えませんでした)
「最終的な形はどうあれ、非テラスタル枠としてノオーツツミは非常に優秀」
と判断、それ以降は使用ポケモンに対する悩みは比較的少なかったです。
 
テツノツツミ&ユキノオーを使おう
→バンギルガン・イッカコノヨや追い風ハバタクカミが無理だ
→じゃあ追い風アローと眼鏡カミで対策しよう
特殊ばかりだしテラスで受けられるとしたら炎だから地震枠が必須だ=ガブリアス採用
→この5匹で勝てない構築をメタ(※)って終わり!!
 
第1回予選=草テラバソウブレイズでウインイルカバレルカミディンルー壊す
第2回予選=鉄壁アーマーガアでパオカイディンルー壊す
第3回予選=防塵ゴーグル剣舞テツノカイナでサフゴイーユイなんやかんやする
ネット本戦=今と同じカイリュー ディンフロルラッシャを壊す
 
 
 
 

構築紹介 追い風×雪×地震



 
 
NNについて、バトレボ時代にユキノオーにハルノオーってつけてた実況者さんいませんでしたか?その朧げな記憶から取ってます。あと春と雪って組み合わせが勝てそうな気分を作ってました。
 
 
今作の「ゆき」により、とんでも耐久を手に入れたユキノオーです。
特に魅力を感じたのは「A201イダイナキバインファイト確定耐え」という点。それ耐えるなら物理なんでも耐えるやん。ということで、3月の段階では威嚇と合わせて弱点保険吹雪でキバアロー両方しばくプランから構築をはじめました。
 
攻め寄りの構築は先制技に弱いのですが、
何もせず防御バフをかけられる点も非常に好相性。
何度も書いてますがカイリューが型が豊富+強すぎて、自分の中の認識や戦績では
テツノツツミ+ハバタクカミ→カイリューに不利。
ここにユキノオーがいて、初めて五分になると思っています。
 
 
技の採用理由
メインウェポンの吹雪は確定。ダメージも追加効果も大変お強いこと。
次の採用は、対ハバタクカミやルガルガンに撃ちたい氷の礫
これがあることで、吹雪+吹雪+氷の礫で大半のハバタクカミは落ちます。
(※環境終盤はH多めの個体も増えたので通りが悪くなりましたが・・・)
リーフストームは対パオジアン性能が格段にあがります。
リーフストーム+吹雪であれば無振りパオジアンを確1発。
また、対テツノツツミが霊テラスや氷テラスで受けてきたときに、ほぼ瀕死までもっていけます。手助けとエナジーボールを合体させた優秀な技です。
 
最後の守るについてはオーロラベールの時期もありましたが、それはテツノカイナとの相性を鑑みてでした。本戦で1回も使っていないことに気づき、2連守るの可能性や守るないと想定されがちなユキノオーにとって、これが1番勝ち筋を拾えると判断しました。正解かどうかは幕張でしか試してないので記憶が少し曖昧ですが、選出しやすくなった記憶はとてもあります。
 
アイテムの溶けない氷に関しては、耐久と火力の両立。
特にハバタクカミを吹雪+吹雪+氷の礫で落ちると記載していますが、
溶けない氷がない場合は相当火力に振らないと相手の耐久に依存してしまいます。
同様の理由で命の珠も非常に強力なアイテムだと思いますが、
耐久の想定が崩れるのが怖く、予選で試していないアイテムを使う勇気はありませんでした。あとガブリアスに命の珠を持たせることのほうが明らかに重要でしたね。
 
テラスタイプは炎
やむを得ずテラスタルを切る場合、ハバタクカミイーユイ対面やハバタクカミウインディなどで、仕方なく行動保障を得るために切るシーンだと思っているので、水では不足でした。
基本雪のバフありきの耐久値なのでテラスは切りたくないのですが、冷凍寿司練習中に使用した霊テラスは強かったです。
 
 
テツノツツミ

調整意図
素早さ→cobalt氏のハバタクカミ(実数値190)+1
耐久面→ハバタクカミのテラス珠シャインをほぼ耐える
※物理方面の耐久も重要かつ眼鏡は無理なのでHPを熱くした
あまり→特攻。これ以上落とすとテツノドクガやウインディへのパワーが落ちるので、レギュBのときから落とすならここまでと考えていた。
svからダブルバトルを始めて第二回予選を突破した友人、ほるすさんの調整をベースにしているので。
あとシャーマンキングで1番「うう゛〜〜!!」ってなったのがホロホロ周りのエピソードなので。
 
 
・・・そんなことはさておきレギュレーションBから愛用している、とても信頼できるポケモンです。
シーズン当初(3月)は「テツノツツミ=こご風とフリドラがメインウェポン=ディンルーがいると火力なくてワロスwww」という評価だったように思います。
だったら威力も高くて追加効果もあってアンコール択も持てる雪パテツノツツミは強いに決まってると思ってしました。
 
前述のように天候パの中でも命中安定×多様性を圧倒的に有している点が素晴らしい。持ち物も眼鏡、粘土もありえるだろうし、もしかしたらアンコールもあるかもしれない。こご風+ハバタクカミのアグロプランが本戦でユキノオーが見せポケかもしれない。
ドロポンもよく当てるし、吹雪の氷率はそこまで高くありませんが、重要なところ(Best32を賭けた幕張メッセでの試合)で凍らせてくれるのも最強でした。Aの個体値はまぁまぁなのですが、自覚の塊なので全く気になりません。
 
技については説明不要かなと思います。
フリドラがないとディンルーヘイラッシャの
ハイドロポンプがないとウインディやイーユイの
処理が限定的になってしまうので、確定です。
 
テラスタイプは氷
様々なリーチが伸びるだけでなく、ツツミの場合は他テラスタルにすると防御アップの恩恵が受けれず、実質耐性が悪化するケースが多かったです。
 
余談ですがフリドラ切ってアンコ入れてた予選があるのですが
寿司に対する勝率が驚異の12.5%でした。無理。
 
 

調整意図
火力はぶっぱ(これが最重要)ハバタクカミへの打点確保
残った耐久ははちまきカイリューの神速耐え
 
 
まず強い追い風要因であることで追い風ミラーを制すること
パーティに足りない炎打点を担えること
そして何より「イッカコノヨ・パオカイ・カミユイ・バンギルガン」
全部まとめて後述のハバタクカミと合わせることでとても安定しました。
勿論強い方やシーズン後半にはバラバラな出し方(イッカネズミ+ハバタクカミなど)をされましたが、それもフェイントさえ決めれば有利に持っていけますし、可能性の塊だと思います。
その分、技について一番悩んだのはこのポケモンです。毎予選変わってました。
 
って書いたけど実際追い風・ブレイブバードフェイントは毎回いれてました。でもそういうイメージはあります。採用経緯としましては
 
初期→鬼火 物理アタッカー用に
予選中盤以降→フレアドライブ サーフゴー、パオジアンへの不意打ちに
決勝大会→守る 追い風のターンずらしといわなだれケアに
パーティ全体がトリックルームに弱く、挑発の採用は常に頭を巡っていましたが
 
・相手がメンタルハーブを持っている可能性
・スイッチトリルであれば集中攻撃(※)でハバタクカミを倒せる可能性
・これを踏まえてトリルとマッチングする可能性
 
を考えたとき、有利な相手により確実に勝てる守るを優先しました。
※ハバタクカミ×テツノカイナの猫トリルに対し
アローカミと並べることで確実に猫騙しを無効化しながら仕留めることができます。
 
ラスタルは霊 これ以外不要
基本切らないので、用途は神速を防ぐ以外にありません。
 
 
ハバタクカミ

調整意図
素早さ→最速イッカネズミ・ルガルガン
火力→可能な限り高く(※フェイント+テラス眼鏡ムンフォでイッカネズミを確実に落としたいため)
耐久→A172パオジアンのアイススピナー確定耐え
 
大好きな眼鏡ハバタクカミです。
おかん、おかみ、べっぴんさん、OKAMIと様々な個体がいます。イカレルヨメちゃんは一番強そうですね。
ファイアローと組み合わせて雪パ軸の苦手である対イッカコノヨやバンギルガンを補うのが採用理由なので、このパーティに関しては眼鏡一択。精霊プレートはあったとしても使いません。
 
 
最速イッカネズミ・ルガルガン抜きは
 
・ネズミ斬タイプのイッカコノヨにも立ち回りを変えずに有利展開
ルガルガンバンギラスに対してノオーバック眼鏡テラスシャイン+次のターンの礫で怯みのリスクを抑えて半壊
 
と、勝ちに直結するメリットが多かったです。また、環境のカミは準速寿司抜きにとどめていることが多く、ブーストしないカミに対して先行できるケースも多々ありました。
 
テラスタイプは妖 採用理由そのものです。
 
 

調整意図 ぶっぱ。イーユイの素早さを考えると絶対最速。
野球のWCSで日本が一位になった日に向かい始めた個体です。ドーモ、オータニ=サン!!
 
この構築のMVP。
ノオーツツミアローカミで厳しいテツノカイナやサーフゴー、炎テラスコノヨザルなど
苦手を一手に引き受けてくれた守護神。でもあり、初手から殴ってもいける大エース。まさに二刀流。
 
メインウェポンの地震と、浮いてるポケモン相手への岩なだれは確定(アローミラーにも強い◎)
個人的に瓦割りは最強の技。
メイン用途は壁構築に対するケアなのですが、単体格闘打点というのがあまりにも偉い。
基本的に地震を使うのが強い→使えないなら雪崩か守るでOK というシチュエーションばかりで
仮に単体で攻撃したい相手がいるときに、ドラゴンクローやじだんだのほうが強いシーンは
全くありませんでした。せいぜいロトムくらいかな〜と思いますが使用率の低さと、それも鬼火当たったら負けるし無意味と判断。
 
瓦割りで多くのパオジアンを葬ってくれました。
ネット本戦からの活躍が著しく、勝った試合の11勝のうち3勝は壁破壊と、2勝はパオジアン破壊と圧倒的貢献度合い!
 
持ち物はオーソドックスに命の珠
これより火力が低いと扱いづらい。
具体的にはテツノカイナに対してのダメージが代わり、ドンチの回復が挟まるとワンチャン負けうるので×
 
 
テラスタイプは炎 
鬼火への対策及びカミユイに自然と強くなれるので、他は考えられないです。
 
 

調整意図
火力ぶっぱ Hをできるだけ高く+イーユイテツノツツミを想定して、こご風受けたあとでもs142までは抜ける調整
これ以上下げるとハバタクカミ+スカーフイーユイに何もできず負ける可能性あり
 
調整が自分でも何言ってるかよくわかんない・・・
まあつまりディンルー・キラフロル・ヘイラッシャ絶対殺すマンとしての採用です。1回だけしか当たりませんでしたが、その1回でちゃんと暴れてくれたので後悔はありません。
ニックネームは爆ボンバーマン2に出てくる暴風王の名前です。漢字でつけれるなら暴風王にしたかった。
 
 
テラスタイプは地面
前述したディンフロルラッシャ後発カミユイに一番強いため。
 
余談ですが、予選1・2回目はガブリアスの枠に地面テラスカイリューを採用していました。
そのため使用感やダメージ感覚が染み付いていたので、という部分も大きいです。
 

選出パターン

☆基本選出☆
ファイアロー+ハバタクカミ
後発テツノツツミ+カイリュー以外
というのを前提に、かなり細かく決めていました。
 
パオカイ、バンギルガン、イッカコノヨ、カミユイ
↑それぞれに対し
vsパオカイ
霊テラス追い風+マジカルシャイン
or
飛行テラス読みブレバ+10万カイリュー
 
vsバンギルガン
追い風+シャインから雪展開
もしくはユキノオーバック+眼鏡テラスシャイン
 
vsイッカコノヨ
ネズミに対してフェイント+眼鏡テラスムンフォ
 
vsカミユイ(カイナ)
リルケアでテツノカイナがいる場合はブレバ+シャイン
基本的には追い風シャイン
 
 
この辺りでOKです。ガチトリルは1回ひるませないと勝てません。
アグロ(攻め)構築は初手の出し負けが命取りの為、とにかく
初手に対しては徹底して考察をしました。
行動や選出のイレギュラーについては、下記のポケモンがいる時は注意したいです。
 
 
・テツノカイナ
要注意ポケモン筆頭。先発カミ後発雪が望ましい。
草テラスの場合シャイン+吹雪+テラス吹雪で落とすルートを選択したいため、テツノツツミにテラスタルを残す必要あり。
炎テラスは地震の一貫を切れないので出てきづらい。
 
 
・サーフゴー
イッカサーフの並びにはハバタクカミを先発に出せない
ネズミの守やこの指にフェイントでリスクをつけ
アローガブで削りとっていくプラン。
キツいゆえに先発で来ることが多くサフゴ入には無敗だった。
 
 
・セグレイブ
必ず雪パを合わせたい。
出てくる場合毒テラス、ないしはチョッキ地面テラスでアローカミガブを見てくるケースが殆どであり、ダメージレースで負けてしまう。
 
 
こいつに勝つために作ったのに
なんで????????????
無テラスチョッキ神速カイリューが重過ぎます。
単体で云々とかこっちの選出を誘導する力はないけど
押し負けるケース多々あり。
 

本戦の超絶簡単な振り返り

 
1回戦 〇
相手:カミカイナ 後発:ガアイーユイ
こちら先発:アローカミ 後発:ノオーツツミ
猫トリルに対しブレバシャインでトリル防ぐ→アーマーガー出てくる
相手のブレバでカミ落ちる=鉢巻確定。ノオーツツミで吹雪連打。
最後イーユイにドロポン当ててWIN
文字にするとシンプルだが、相手のアーマーガアの素早さ耐久ラインが見えず
イーユイ後発とわかっていてもツツミの氷テラスを切らざるを得なかった。
選出〇 プレイング〇 テラスタル
 
 
2回戦 〇
相手:ノオーツツミ 後発:ディンタクン
こちら先発:アローカミ 後発:ノオーツツミ
初手挑発におわせたら裏トリルの組み合わせだったので、ツツミを眼鏡シャインでしばく。
相手の珠吹雪を受け、ディンルーが登場。いわなだれノオーバックドータクン
アローで守って、ここでカミは落ちた。
ここで相手がドータクンから即トリルで入っていたらこちら目線2連守る決めてスタートラインレベルの不利試合だったが、挑発をケアしてアローを落としてから悠々とトリルしたかったのだと思われる。
結果、アローが生存してなんやかんやあって勝ち。ディンルーの弱点保険いわなだれが起動したのを避けてしまったが、うちのテツノツツミはHPかなり振ってるので礫と合わせられてもミリ耐えできたと思う。多分・・・
 
ここで2連続トリルと当たって勝ち残った自分偉いなあと思った。
自己肯定感が上がった。
 
 
3回戦 ×
先発:ウインセグ 後発:パオツツミ
こちら先発:アローカミ 後発:ノオーツツミ
 
相手のパーティ構築力がとても高く、見事に選出誘導をされてしまった。
セグレイブ入りに対してまずノオーツツミを投げないと受けられない。加えてウインディがいるのでガブリアスカイリューも相性が悪いという並び。
しかしこちら目線、相手の構築が明らか追い風に対し薄そうに見えたのでどうしてもパーティにいるミミッキュのトリルがちらついた。結果、いつもの選出でいくことになった。これはお相手の構築力が高く、見事に選出誘導されてしまった。
選出したところで相手のウインディが守るか?テラス切るか?きょけんワイボでツツミ集中なのか素直にフレドラをノオーにうってくるのか?プレイングで勝てるかどうかは分かれていただろう。後発は100%アローカミでよかった。
余談ですが、ポケモンHOMEのミミッキュのトリル使用率は0%だったので、ちょっと最悪を想定しすぎたなあ。最悪を想定するのはともかく、1番勝ち筋が太いルートを選べなかったのが反省点。
 
 
4回戦 〇
先発:ルガルツキ 後発:バンギ???(忘れちゃった)
先発:アローカミ 後発:ノオーツツミ
 
鋼テラスタルトドロクツキを凍らせて突破した記憶が強く、覚えてない。w
ハバタクカミがルガルガン抜きなのはしっかり活かせたので〇
トドロクツキの鋼、炎テラスを想定するならノオーツツミは悪手なのだけど
怯みで負けるのが嫌すぎてつい出してしまった。
怯みを怖がらない場合、ガブリアスは選出に組み込むべきだと思う。
運がよくこの選出を正解にできたが怯みをケアしないならユキノオーガブリアス
 
 
5回戦 ×
先発:ツツミユイ 後発:カミカイリュー
先発:アローカミ 後発:ノオーツツミ
 
 
相手のテツノツツミでブーストしなかった。ここを甘くみたのが自分の敗因。
こちら追い風+シャイン、相手は風+熱風。次ターンフェイント+シャインでイーユイとテツノツツミを突破。が、こちらも熱風と凍える風で瀕死に近い状態。
そこからカイリューハバタクカミでカミが守りつつカイリューの無テラス神速でカミが落ち、ブレバは守られ、あれよあれよと裏が突破されて負け。
お相手がしっかり勝ち筋を追ってきたのが流石だったが
 
・そもそもハバタクカミが霊タイプのままならほぼ勝ち(テラスはプレミ) 
であったと、記事を書いていて思った。
まずイーユイがいるのでテラスタルしなくてもテツノツツミは必ずたすき圏内に入る。次ターンイーユイをファイアローで処理すればOK
ブーエナじゃないからテツノツツミもハバタクカミで攻撃可能、守られて次のターンカイリューが出てきてもフェイントは神速の上から使えるので問題なし
おそらくブーエナツツミ以外との対戦経験に乏しく、「こご風受けたからハバカミがツツミの上をとれない」と変な勘違いをしていたように思う。
 
ハバタクカミの守るを読み切ってカイリューを殴るorカミノオーバック
これは終わった後に感想話してた時に勝ち筋これですかね?と話した内容。
だが、守る読みしてノオーツツミに両バックしたところで結局神速と素早さブーストした相手のハバタクカミに殲滅される未来しかない。から、1番のプレミは俺の初手テラスタルである。
 
当日も思ったことだが、幸運にも
「わ~~~運ゲーじゃ~~~~ん」みたいな負け方ではなく、
しっかり自分のプランを通した勝ちだったり詰めの甘さが出た負け方なので
毎試合とても面白かった。氷だけはごめんなさい。でも当日5戦やって10回以上は吹雪使ってるので、確率論上では極めて正常な値なんです。てへぺりんこ☆
 
 
さて。ここからは自分のメンタル面の話です。
ポケモンの話だけ読みたい方は、ご愛読、ありがとうございました!!!!!
 
 
 

ターニングポイントになった第3回予選初日の敗北

※私は前職の関係柄「言葉遣い」「人柄」というのは強くメンタルに影響し、メンタルに影響すればポケモンにも影響すると考えております。この続きも読む場合はそれを踏まえてごらんください。
 
私が予選を突破したのは、第3回予選でした。
第2回予選は調整こそしたものの試合経験数が少ないことを反省し
5月に入ってからのランクマッチでは瞬間1位をとるまで潜りました。
 
 
そこまでは順調だったのですが、最後の予選初日。
緊張の度合いが大きすぎて、過去最高に楽しくありませんでした!!!ww
しかも、勝っても楽しくなかったんです。勝っても「あと20勝か・・・遠いな・・・」というような億劫な気持ちに襲われ、ついにはありえないレベルのプレミ(こちら:ノオー、カミ、裏ツツミで相手のウルガモス1匹に負ける)をかましてしまい、萎え散らかしていました。(それでも11-4なのは、頑張ったと思う)
 
そしてTLを見るともっといい勝率の人がたくさんいて、非常に苦しかったのを覚えています。
その、次の日が丸一日仕事で、冷静に考えました。
 
予選を抜けたい気持ちがなくなったわけでもない
何なら前より、ランクマを頑張った。第2回よりも調整して結果も出した。
それでも勝ってうれしくないのは、負けた時の言い訳を作り、失敗したときの精神的苦痛を和らげようとしているのだと気づきました。
 
 
予選が突破できなくても「初日プレミしたからな~」「初日にまじめにやってたら余裕で抜けてますわぁ~!!」という免罪符があることで、自分の失敗を無意識に隠蔽しようとしていました。ニヒリズムに浸れば、失敗しても「ほら~俺の思った通りだわぁ」と悦に浸れるし、成功したら「俺すっげー!!」と、言ってしまえばどっちも正解になるからです。
完全な余談ですが、これはワンピースの作者尾田栄一郎さんも単行本の帯で近しいことを述べています。(※この世は思った通りになる理論の話)
私という人間の甘いところというか、詰めの甘さというか
最後まで強欲になりきれない人生での弱さが露呈していたのです。
 
 
だから私は、そこでもう1度、勝ちたい!!!俺が勝つ!!!!
と思いなおし、手始めに日曜の朝に3連勝。自分の実力への疑念をまず晴らし、夜、そして早朝と睡眠をしっかり取りながら潜り、予選を突破することができました。
その時は勝つたびに喜んだり、あるいは接戦を制し安堵したりと
このポケモンというコンテンツを非常に愉しむことができました。
※楽しむ、と書くと、「らく」というニュアンスが含まれてしまうので、あえて中二病っぽく愉しむと書かせてください。最高にたのしかったですが、けっっっっしてらくではありません。
 
 
不安な時に「負けたらどうしよう」というのは簡単です。
むしろそう思わないのは、ただの愚者だと思います。負けるのは怖いです。
でもそこで踏みとどまれるかどうかが、負けについての思考ではなく勝ちのための行動に切り替えられるかが重要かなと、若輩者ながら感じました。
 
 
・・・・
 
 
タハーーーーーーーー自分語り長すぎぃ!!!!!!
対戦ありがとうございましたぁ!!!!!!!!!!
 
 

スペシャルサンクス

 
まず、なんといってもSさん(@pokemonhonke35)
「SVから始めて本気で日本代表を目指す鯖」を作ってくれたリーダーです。
Excelの表がバズってましたが、本当にデータの鬼。尊敬してます。
私はシングルの経験あるけど、この人は俺以上にSVからなのでパねえっす。
 
 
次に、ほるすさん(@horus_pokemon)
一緒に取り組んでいたメンバーで1番最初に予選を抜けた方です。
1か月半雪パを使っていた私VS1回目の予選以降に触ったビビルーノオーツツミで予選抜け、ということもあり、雪パの強さを証明してくれた手前、彼の予選突破はいっそう私にパッションをあたえてくれました。
あとランクマの安定感が尋常じゃない。これからが楽しみ。
 
 
その他鯖のSV新規勢メンバーにもとても助けられました!
ありがとうございました!
 
 
ここからは、もう、かかわってくれたすべての人みんなスぺサンです!!
というのも、ポケモンの勝ちにつながる材料はTLにたくさん転がってます。
 
 
・仲間大会の開催
ポケモンの型についての考察
・対戦募集ツイート
(対戦募集や考察募集ツイに応じてくださった方も、本当に感謝しています!!)
 
etc...
新参者からすると、SNSがなければ仲間大会のIDもわからず、メタもわからず、1000000000%勝ててないと思います。界隈の方々が大会を開き、レンタルパを公開し、強さと同時にバトルシーンの活性化を促してくれたからこそここまでこれました。
 
なのですべての方にっていうとオタク特有の誇大表現に聞こえちゃうかもしれませんが、かかわってくれた人(いいねやリプが1回でもあったら俺はかかわっていると認識している)は全員俺に影響してるよと、心の底から思っています。
 
 
サンキューフォーエブリワン!!!!!!!!!!!!
アイウィルウィンパシフィコ横浜!!!!!!!!!!!!
鈴木愛理ちゃんがLIVEした場所で戦える。嬉しいです!!!!!!!!)
Good Luck and Thank you for reading♡